サクの間

ABOUT US

ディープな木屋町の魅力に惹かれて

『サクの間』店主のサクマと申します。お店の紹介を兼ねて、お店を開いたきっかけから。学生時代にディープな魅力に惹かれ、木屋町を歩き回り、先代のお店『えなみ家』にめぐり合ったのが“はじまり”だったと今になれば思います。そのままバイトで雇ってもらい働いていく中で「いつか自分もお店をやりたい」と夢を膨らませるようになり…縁あって先代より現店舗を譲り受けて、『サクの間』をオープンすることになりました。(端折って言うとそんな感じです)

小さなお店だからこその居心地の良さを大切に、いつでも気軽に立ち寄ってもらえる、ゆるい雰囲気でやっています。

受け継いだメニューだけでなく
お客さんからの声を取り入れて柔軟に

先代から受け継いだのは店舗だけじゃありません。『えなみ家』時代から人気の「とん平焼き」は、国産の豚バラと九条ねぎをトロトロの玉子で包んだ自慢のメニュー。当時の良さを残しつつ、より美味しく研究を重ねた最高の「とん平焼き」を今も毎日提供しています。

受け継いだメニューだけでなく、お客さんからの声を取り入れてレギュラーメニューに昇格したのが「いかにんじん」。京都で食べられるのは(おそらく)ココだけ!福島の郷土料理「いかにんじん」は年末年始に限定で出した一品でしたが「また食べたい!」との声を多数いただいたので、レギュラー入りを果たしました!僕の思い出の味が多くの方から好評をいただき本当に嬉しいです。

他にも、鉄板焼きの定番「焼きそば」は、こだわって探し求めた『京つけめん つるかめ』さんの麺を使用しています。偶然か先見の明があったのか京都は今、焼きそば屋さんが続々オープンしている中、『サクの間』の焼きそばも、さらに美味いものになるよう日々研鑽を積んでいます。

冬限定メニューの「かす汁」には日本酒を仕入れている『松本酒造』の酒粕をふんだんに使っています。白みその甘みを加えた和風クリームシチューのような味わいは「かす汁」が苦手な人がおかわりをするほどの食べやすさ。寒い季節しか味わえないこのメニュー、体を芯から温めるのでリピーターが後を絶ちません。是非ご賞味ください。

生産者の想いを料理で届ける

歳を重ねるほど、作り手の想いの届く物の良さを感じるようになりました。最近は古くからの仲間や友達が生産者として頑張って丁寧に育てた食材を積極的に取り入れることを大切にしています。

京丹波『せせらぎ農園』さんから届く季節の野菜は、友人夫妻が無農薬、有機農法にこだわって育てられたものになります。栄養価が高いものや、普段あまり見かけない種類の野菜もあったりするので、仕入れる僕も毎回ワクワクさせてもらっています。

生産者の想いを調理してお客さんに届ける。こういう架け橋のようなことができるのも『サクの間』の醍醐味だと感じています。

年々良くなる味に刺激を受けてます

店先にも看板を置いている「ハイネケン」。僕にとって一番のビールといえばハイネケン(即答)!その理由は味はもとより、若いころからお世話になり、早や20年越えの付き合いになるハイネケンの営業担当さんの存在も大きく、彼が引退されるまでは『サクの間』の生ビールは「ハイネケン」と決めています。

日本酒の『松本酒造』は、現杜氏の松本日出彦君が以前に『サクの間』で働いてくれていたつながりで置き始めました。僕自身もここのお酒がすごく好きで惚れ込んでいることもあり「オススメの日本酒どれ?」って聞かれたら、まずご提案するほど、皆さんに呑んでみてもらいたい日本酒の一つです。

ワインは『甲州勝沼のマルサン葡萄酒』。僕が若かりし頃、所謂対バンで出会ったバンド仲間が醸造しており、昔は音楽、今は生業でリンクしているのがやっぱり嬉しいし、何より年々味がよくなっているので、同じ「物を作る」人間としても刺激を受けています。

他のお酒への想い入れも、もちろんありますが…その続きは『サクの間』で呑みながらお話ししましょう。

ここが、何かを知るきっかけになれたら

シンプルなお店への憧れはありつつも、ガチャガチャしているほうが落ち着く僕自身の性格そのものが、店の雰囲気になってて、サッカーやバンドのポスターでぐしゃぐしゃ(それがまた気に入っているのですが)…。「誰それ知ってるんや!」とか「このバンド好きなんですか?」、「サンガ応援してる人やっと会えた」なんかの話題を酒のアテにしながら、その場がわいわいと盛り上がっています。

未知のジャンルであっても、いろんな世界やグルーヴ感とか、このお店が「木屋町の入門編」みたいな、何かを知るきっかけになれたらと思っています。

僕もそうやってこの街に育ててもらったので、今度は僕が返していけるように、ここから発信していきたいと思っています!

サクの間 店主
サクマ ユウスケ

SKAとサンガとハイネケンをこよなく愛し、
人との縁でつながった場所で
また新たな出会いを紡ぐ日々を送っております!

サクの間 店主
サクマ ユウスケ

SKAとサンガとハイネケンをこよなく愛し、
人との縁でつながった場所で
また新たな出会いを紡ぐ日々を送っております!

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